病気・病変の説明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/30 13:16 UTC 版)
「バーチャル顕微鏡」の記事における「病気・病変の説明」の解説
従来は患者の病理検査は報告書によって説明がなされていたが、バーチャル顕微鏡を用いると、患者の病変の顕微鏡像をディスプレイに映して説明することができる。 乳癌の組織像を患者自身がディスプレイで観察することができる。患者は病理の専門家ではないので組織所見の正確な理解には達しないかもしれないが、自身の癌細胞を見せてもらうことは重要であろう。場合によっては自身のデジタル病理画像コピー(DVD等)を入手して病理診断科の病理専門医に病変の説明を求め、納得することも可能である。 院内において、電子カルテとリンクし、病変の説明を行う目的で活用された最初の例としては、富山市民病院の齋藤勝彦病理科部長によって最初に実施された例である。院内では非常に好評だという。
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