病変の主座による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 17:06 UTC 版)
「慢性閉塞性肺疾患」の記事における「病変の主座による分類」の解説
COPDは中枢気管支から末梢気道に至る気道に慢性炎症が生じる疾患である。炎症の主座により、主に肺胞の破壊が進行する気腫優位型(以前の肺気腫)と、主に中枢気道に炎症をおこす気道病変優位型(以前の慢性気管支炎)に分類されるが、これらが種々の割合で混在する。2009年に発行された日本呼吸器学会の診療ガイドライン第3版では、これらの分類は前者が「気腫型」、後者は「非気腫型」とされ、それらは主にCTなどの画像所見から判断することが明記された。
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