異端との接点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 01:53 UTC 版)
『ヨハネの手紙一』『ヨハネの手紙二』では、仮現論的な立場が反キリストとして厳しく批判されているのに対し、ディオトレフェスは直接的には異端として攻撃されておらず、教理上の対立はほとんど見出せない。 中には『ヨハネの手紙三』の宛先であるガイオがペルガモンの司教になったとする古代の伝承を元に、(ペルガモンの教会は『ヨハネの黙示録』に登場する7つの教会の一つで、同文書では実態不明の「ニコライ派」という異端の存在が指摘されていることから)ディオトレフェスをニコライ派の人物とする説もあるが、客観的な根拠はない。
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