番組プロデューサー:逸見稔の証言
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「水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)」の記事における「番組プロデューサー:逸見稔の証言」の解説
「(ドラマ)水戸黄門の生みの親」といわれる当時松下電器の広報課長で、本番組プロデューサーでもある逸見稔の著書『黄門様はテレビ好き』によると、『水戸黄門』の前作も逸見が手掛けた『S・Hは恋のイニシァル』という青春コメディーで、これが好評であったため、まわりからは同じ路線を踏襲するものと思われていたが、松下幸之助から「世のため人のためになるような番組作りをしなさい」という至上命令が出されていて、この命題に逸見が出した答えが「水戸黄門」であった。「水戸黄門」は3年前に同じTBSで『水戸黄門』という30分番組が放送されていて、前作と180度方向転換して時代劇、それも一度やっている『水戸黄門』を一時間枠でやろうと提案したためTBSからも反対された。しかし松下幸之助も出席した松下電器の常務会で松下の決裁も得て、TBS側から「番組内容は逸見に任せる」という約束をもらっていた事をたてに、TBSにも最終的に提案を飲んでもらった、と書いている。
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