申報
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/09 08:09 UTC 版)
『申報』(しんぽう、拼音: )は、清末民初の中国において最も発行期間の長かった、そして強い影響力を持っていた新聞の一つである。正式名称は「申江新報」。
- ^ この後「申報」は事実上、国民党宣伝部が管轄する国民党の広報新聞となった。
- ^ 上海が日本軍に占領された際に一時停刊したとも言われる。
- ^ 上海書店では「申報」影印版の索引化が精力的に進められており、現在までに「1919年・1920年」、「1921年・1922年」、「1923年・1924年」の3冊が出版されている。索引化は今後も続けられるが、日本にとっても明治以来の日本を中国人がどのように捉えていたかを考える上で貴重な史料を提供してくれている。
- ^ 1983年より全紙面の索引化が始められ、上海図書館の全国報刊索引編集部、中国大百科全書出版社上海支社の編集部、華東師範大学図書館学情報システムなどの各組織から100名近くの専門家が参画し、標準化、明確化、用語や分類の合理化を経て完成。2007年12月に出版。
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