甦る世界とは? わかりやすく解説

甦る世界

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/24 15:11 UTC 版)

『甦る世界
L'ISOLA DI NIENTE』
P.F.M.スタジオ・アルバム
リリース
録音 1973年11月-1974年2月
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル Numero Uno
プロデュース P.F.M.
クラウディオ・ファビ
専門評論家によるレビュー
allmusic link
P.F.M. アルバム 年表
幻の映像
(1973年)
甦る世界
(1974年)
クック
(1975年)
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甦る世界』(よみがえるせかい、L'isola di niente)は、イタリアロックバンドであるP.F.M.が1974年に発表したアルバムである。

同時に英語版"The World Became the World"が発表された。邦題はどちらも『甦る世界』である。

概要

幻の映像』(1973年)に続いて制作されたアルバム。彼等は1973年11月から翌年2月にかけてロンドンのアドヴィジョン・スタジオで"The World Became the World"を録音したが、1月に一旦イタリアに持ち帰り、ミラノのフォノラマ・スタジオでイタリア語版として本作を追加制作した。

1974年5月、本作はNumero Uno、"The World Became the World"はマンティコア・レコードから発表された。日本では後者の国内盤だけが『甦る世界』として発売され、本作は輸入盤でしか入手できなかった。

国内盤CDは1991年キングレコードから発売された(KICP-89)[1][注釈 1]

収録曲

  1. 幻の島(マウンテン) - L'ISOLA DI NIENTE (10:42)
  2. 困惑(困惑) - IS MY FACE ON STRAIGHT (6:38)
  3. 新月(原始への回帰) - LA LUNA NUOVA (6:21)
  4. ドルチッシマ・マリア(通りすぎる人々) - DOLCISSIMA MARIA (4:01)
  5. ルミエール通り(望むものすべては得られない) - VIA LUMIERE (7:21)
  • 括弧内の曲名は"The World Became the World"(下記参照)に収録された英語版の曲名である。
  • 各曲の演奏時間はCD(KICP 2702)[2]より。
  • 歌詞はマウロ・パガーニによるイタリア語詞。ただし「困惑」はピート・シンフィールドによる英語詞。

”The World Became the World”の収録曲

  1. マウンテン - The Mountain (10:44)
  2. 通りすぎる人々 - Just Look Away (4:00)
  3. 甦る世界 - The World Became The World (4:48)
  4. 原始への回帰 - Four Holes in the Ground (7:25)
  5. 困惑 - Is My Face on Straight (6:38)
  6. 望むものすべては得られない - Have Your Cake and Beat it (7:21)

表題曲「甦る世界」は、イタリアでのデビュー・アルバム『幻想物語』(1971年)に収録されてシングルカットされた「9月の情景」の英語版である。シンフィールドによって英語の詞がつけられ、新しいアレンジが施されて再録音された。

脚注

注釈

  1. ^ "The World Became the World"の国内盤CDは、2000年ビクターエンタテインメントから発売された。

出典

  1. ^ Discogs”. 2025年2月22日閲覧。
  2. ^ Discogs”. 2025年2月22日閲覧。




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