甦る世界
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『甦る世界 L'ISOLA DI NIENTE』 | ||||
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P.F.M. の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1973年11月-1974年2月 | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | Numero Uno | |||
プロデュース |
P.F.M. クラウディオ・ファビ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
allmusic ![]() | ||||
P.F.M. アルバム 年表 | ||||
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『甦る世界』(よみがえるせかい、L'isola di niente)は、イタリアのロック・バンドであるP.F.M.が1974年に発表したアルバムである。
同時に英語版"The World Became the World"が発表された。邦題はどちらも『甦る世界』である。
概要
『幻の映像』(1973年)に続いて制作されたアルバム。彼等は1973年11月から翌年2月にかけてロンドンのアドヴィジョン・スタジオで"The World Became the World"を録音したが、1月に一旦イタリアに持ち帰り、ミラノのフォノラマ・スタジオでイタリア語版として本作を追加制作した。
1974年5月、本作はNumero Uno、"The World Became the World"はマンティコア・レコードから発表された。日本では後者の国内盤だけが『甦る世界』として発売され、本作は輸入盤でしか入手できなかった。
国内盤CDは1991年にキングレコードから発売された(KICP-89)[1][注釈 1]。
収録曲
- 幻の島(マウンテン) - L'ISOLA DI NIENTE (10:42)
- 困惑(困惑) - IS MY FACE ON STRAIGHT (6:38)
- 新月(原始への回帰) - LA LUNA NUOVA (6:21)
- ドルチッシマ・マリア(通りすぎる人々) - DOLCISSIMA MARIA (4:01)
- ルミエール通り(望むものすべては得られない) - VIA LUMIERE (7:21)
- 括弧内の曲名は"The World Became the World"(下記参照)に収録された英語版の曲名である。
- 各曲の演奏時間はCD(KICP 2702)[2]より。
- 歌詞はマウロ・パガーニによるイタリア語詞。ただし「困惑」はピート・シンフィールドによる英語詞。
”The World Became the World”の収録曲
- マウンテン - The Mountain (10:44)
- 通りすぎる人々 - Just Look Away (4:00)
- 甦る世界 - The World Became The World (4:48)
- 原始への回帰 - Four Holes in the Ground (7:25)
- 困惑 - Is My Face on Straight (6:38)
- 望むものすべては得られない - Have Your Cake and Beat it (7:21)
- 各曲の演奏時間はCD(PFM-97952)より。
- 英語の詞は前作『幻の映像』と同じくピート・シンフィールドによる。
表題曲「甦る世界」は、イタリアでのデビュー・アルバム『幻想物語』(1971年)に収録されてシングルカットされた「9月の情景」の英語版である。シンフィールドによって英語の詞がつけられ、新しいアレンジが施されて再録音された。
脚注
注釈
- ^ "The World Became the World"の国内盤CDは、2000年にビクターエンタテインメントから発売された。
出典
固有名詞の分類
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