現場打ちとは? わかりやすく解説

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現場打ち

読み方:げんばうち

現場で打つこと、とりわけコンクリート工事現場で打つこと。主にプレキャスト(事前成形コンクリート対比される

現場打ち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/15 17:02 UTC 版)

現場打ち(げんばうち)は打設する場所で型枠を組んでコンクリートを固める工法のことである。場所打ちとも呼ばれる。

概要

現場で組んだ型枠にそのままコンクリートを流し込む現場打ちに対して、工場で作ったコンクリート製品を現場に持ち込み、基礎の上に置く方法をプレキャストと呼ぶ[1]。現場打ちコンクリートはプレキャスト製品に比べて部材が厚くなるほか、足場などの仮設工が必要となることからプレキャストコンクリート製品の利用が進められている一方で、プレキャスト据え付けのためのクレーンの設置が出来ない箇所や特殊な形状の擁壁などでは現在も現場打ち工法が用いられている[1][2]

また、現場打ち工法となるコンクリートでも省力化を図るべく国土交通省の土木構造物設計マニュアル(案)等でボックスカルバートの下側ハンチや段落としの廃止などが定められている[3]

脚注

  1. ^ a b コンクリート構造物選定マニュアル(試行案)(ボックスカルバート・擁壁・開水路編)参考資料”. 国土交通省近畿地方整備局 (2024年3月). 2025年11月16日閲覧。
  2. ^ 土木構造物設計ガイドライン”. 国土交通省 (2019年3月). 2025年11月16日閲覧。
  3. ^ 土木構造物設計マニュアル(案)- 樋 門 編 -”. 国土交通省 (2001年12月). 2025年11月16日閲覧。



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