猪熊兼繁とは? わかりやすく解説

猪熊兼繁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 16:24 UTC 版)

猪熊 兼繁(いのくま かねしげ、1902年7月1日 - 1979年1月7日)は、日本の歴史学者国学者。京都大学名誉教授。専門は日本法制史

経歴

京都府京都市生まれ。父は有職故実学者の猪熊浅麻呂。祖父の猪熊夏樹白鳥神社の10代宮司・宮中進講(皇族のための教師)。兄に猪熊兼幹。子に猪熊兼勝。甥に猪熊兼年。孫に猪熊兼樹

旧制第三高等学校文科乙類を経て、1928年に京都帝国大学法学部を卒業。1962年「倭国法研究序説」で京都大学より法学博士の学位を取得[1]

1947年京都大学法学部教授となり、1966年退官。

家学である有識故実の研究にも従事。京都の葵祭時代祭都をどりなどの時代考証を行った[2]

著書

  • 『法史学』(世界思想社、1952年)
  • 『日本生活史』(世界思想社、1952年/改訂版 至文堂 日本歴史新書、1966年)
  • 『家庭生活の歴史』(東洋経済新報社、1953年)
  • 『法史学素描』(三和書房、1955年)
  • 『古代の服飾』(至文堂 日本歴史新書、1962年)

出演

脚注

  1. ^ 博士論文”. 2024年1月2日閲覧。
  2. ^ 猪熊 兼繁とは - コトバンク

猪熊兼繁(1902年 - 1979年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 16:27 UTC 版)

時代考証」の記事における「猪熊兼繁(1902年 - 1979年)」の解説

歴史学者専門法制史であるが、家学有職故実研究受け継ぎ葵祭時代祭都をどりなどの時代考証行った。子の猪熊兼勝考古学者)も時代祭考証委員長などを務めている。

※この「猪熊兼繁(1902年 - 1979年)」の解説は、「時代考証」の解説の一部です。
「猪熊兼繁(1902年 - 1979年)」を含む「時代考証」の記事については、「時代考証」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「猪熊兼繁」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「猪熊兼繁」の関連用語

猪熊兼繁のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



猪熊兼繁のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの猪熊兼繁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの時代考証 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS