犬鳴谷村の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 02:54 UTC 版)
かつては犬鳴地区に犬鳴谷村(いぬなきだにむら)という村があった。犬鳴谷村は1691年(元禄4年)から1889年4月1日(明治22年)まで福岡県(筑前国)鞍手郡に存在した村。現在の犬鳴ダムに位置する。「犬鳴村」といわれることが多いが、これは誤りであり正式には「犬鳴谷村」という。貝原益軒および貝原好古編著『筑前国続風土記』に依ると、1691年(元禄4年)ごろまでは犬鳴谷と呼ばず「火平(ひのひら)」または「大河内」と呼んでいた。御譜代組足軽たちが移住してから一帯の総称を「犬鳴山」または「犬鳴谷」と呼ぶようになった。「火平」の地名は犬鳴地区の鎮守社『日原神社(ひのわらじんじゃ)』の社名にその名残が見られる。
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