物質中の光速
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 05:36 UTC 版)
光速は、物質中では真空中よりも遅くなる。屈折という現象がおきるのは、光速が媒質によって異なるためである。また、物質中の光速よりも速い速度で荷電粒子が運動することが可能であり、このときチェレンコフ放射が発生する。 物質の絶対屈折率は、真空中の光速をその物質中の光速で割った値で定義されている。たとえば水の屈折率は可視光領域波長で約1.33、真空中の光速度は約30万 km/sであるから、水中での光速度は約22.5万 km/sとなる。
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