物理的に断髪式が行えなかったケース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 10:18 UTC 版)
「断髪式」の記事における「物理的に断髪式が行えなかったケース」の解説
力士が現役中に没した場合、物理的に断髪式が行えない関係上、51代横綱・玉の海正洋や幕内・龍興山一人がそうであったように、髷を残したまま納棺されるケースが一般的とされる。前例は不明であるが、髷を残した年寄が没した場合も同様とされる。 1998年3月10日に汎血球減少症による肺出血のため現役力士の身分のまま30歳の若さで没した元小結・剣晃敏志は、病名が判明する前の1997年5月場所後に大阪市内の病院に入院し、同年7月場所以降一度も出場することなく全休を続けた。病名が判明して以降治療に専念していたが、その間に抗がん剤の副作用で髪が全て抜け落ちてしまい、断髪式を行えなかったとされる。
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