物理学訳語会による統一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 21:12 UTC 版)
「空気」の「大気」に対する勝利を確定的にしたのは、東京数学物理学会の物理学訳語会であった。訳語会の明治18年の議事録には結論として「Air 空気」として異論がなかったことが記録されている。訳語会は福沢諭吉などの大衆的な科学啓蒙書が「空気」という言葉を大衆化したため、それをそのまま認めたと考えられる。明治21年に訳語会は最終結果を印刷公表し、これ以後は「空気」の語で統一された。
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