熱絶縁材
外部からの熱の侵入をさえぎったり、ある物や空間の温度を保持したりするために使用される材料のこと。後者を、保温材あるいは保冷材と呼ぶこともある。現在使われているものには、グラスウール、ケイ酸カルシウム、セラミックファイバーなどの繊維状材料、ポリウレタンフォーム、バーキ、積層板ライトなどの多孔質材料、パーライトなどの粉末材料などがある。いずれも熱伝導率が小さく熱を通しにくい構造につくられる。なお従来高温部の熱絶縁材として多用されていた石綿は、発がん性物質として現在は使用が規制されている。
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