無線とじとは? わかりやすく解説

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むせん‐とじ〔‐とぢ〕【無線×綴じ】

読み方:むせんとじ

製本様式の一。折り丁の背を針金や糸で綴じないで接着剤のみで接合する綴じ方


無線とじ

製本方法一つ強力な接着剤開発されたことにより普及してきた方法で、金具や糸を使わない接着する方法。各ページ1枚1枚断裁されているので製本が悪いと1枚だけ抜けてしまう欠点があるが、平とじよりも本開き具合良く月刊誌文庫本などに多く使われている。

無線綴じ

(無線とじ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/24 13:25 UTC 版)

無線綴じ(むせんとじ)とは、製本の方式の一つ。丁合(ちょうあい)の完了した折丁の背にを塗布して表紙を貼り付ける。広義の「平綴じ」に含むことがある。無線の名は製本の際に針金)を使用しない事によるもの。

背を一度切り落として接着面を作る切断無線綴じと、切り込みを入れて糊を浸透させる網代綴じに大別される。

中綴じほどではないが、比較的安価な方式であり、ページのずれが無いため中綴じよりもページの多い冊子に向く。

背の端のみを固定するため、本を喉の部分まで一杯に開くことができるが、背を削ってしまうことや、また糊の柔軟性の点から見ても180度開くことはできないため、見開きの絵や写真を入れる場合はその分間を空けておく必要がある。

漫画誌文庫本コミックなど、安価かつページ数の多い冊子に多用されている。

固定しているのが糊だけであるため、かつては強度や耐久性に問題があったが、糊の改良によって大きな冊子にも使用されるようになった。

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