瀬口寿一郎
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瀬口 寿一郎(せぐち じゅいちろう)は、日本人通訳。全日本通訳案内士連盟の創設者・初代理事長。全国通訳案内士。法学修士(中央大学)。
経歴・人物
1951年、高校2年で通訳案内業試験(現・通訳案内士試験)(英語)に合格[1]。1952年、静岡県立静岡城内高等学校卒業[2]。免許取得以降、日本交通公社をはじめ、主要インバウンド旅行業者においてガイドとして就業した[1]。ファン・カルロス(のちのスペイン国王)夫妻等の国賓級VIPをはじめとして、重要団体のガイドとして豊富な経験を有する[1]。通訳案内業の傍ら中央大学法学部を卒業、同大学院法学研究科修士課程 (刑事法専攻)を修了し、法学修士の学位を取得[1]。1990年、円高によるインバウンド業界不況のため、帝国ホテルに転職し、デューティーマネージャーとなる[1]。帝国ホテル定年退職後、神田外語キャリアカレッジにおいて、通訳案内業国家試験通信講座の主任講師を務めた[1]。
1982年6月、通訳案内業者の同業者団体として全日本通訳案内業者連盟を設立。1994年4月、運輸大臣の認可を受け、事業協同組合としての法人格を取得、通訳案内業者の全国組織を発足させ理事長に就任し、同組合の基礎を築いた(組織の名称は2006年に「協同組合全日本通訳案内士連盟(英称:Japan Federation of Certified Guides)」に変更された)。2009年、医療通訳士・司法通訳士技能検定協会の設立に発起人の一人として参画した。
脚注
出典
外部リンク
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