漢晋春秋とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 漢晋春秋の意味・解説 

漢晋春秋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:41 UTC 版)

漢晋春秋』(かんしんしゅんじゅう)は、東晋習鑿歯によって編纂された歴史書。47巻説(『晋書』習鑿歯伝・『隋書』経籍志)と54巻説(『旧唐書』経籍志・『新唐書』芸文志)があるが、現在は散逸している。ただ、裴松之が『三国志』の注釈を行う際に『漢晋春秋』から多く引用していることから注目され、の湯球・黄奭がそれぞれ逸文の収集にあたった。なお、書名は執筆当初は簡文帝の生母の鄭阿春(没後、太后とされる)の諱を避けて、漢晋陽秋とも称した。


  1. ^ 魏が正統であることを前提としている『晋書』の宣帝(司馬懿)紀にも、曹操が仕官を拒む司馬懿を強引に仕えさせた経緯は載せられているが、『晋書』ははるか下ったの時代に成立した史書である。


「漢晋春秋」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「漢晋春秋」の関連用語

漢晋春秋のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



漢晋春秋のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの漢晋春秋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS