漢方医学的治療
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 04:32 UTC 版)
血の道症を発症する患者の多くが漢方医学的には虚証であり、加味逍遙散が頻用される。その他以下のような処方が証にあわせて用いられる。 実証であるもの:女神散(症状が頑固に固定) 虚証であるもの:桂枝加竜骨牡蛎湯(腹直筋の痙攣) 瘀血によるもの:当帰芍薬散(虚証、冷え)、桂枝茯苓丸(腹力中等、やや虚証、熱感)、桃核承気湯(実証、精神症状) 胃内停水が認められるもの:半夏白朮天麻湯(虚証) 胸脇苦満が認められるもの:柴胡加竜骨牡蛎湯(腹力充実)や柴胡桂枝乾姜湯(腹力軟弱)
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