演者たちとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 08:24 UTC 版)
「リチャード・ロジャース (作曲家)」の記事における「演者たちとの関係」の解説
ローズマリー・クルーニーは「恋に恋して」スウィング・バージョンで歌った。セッション後、ロジャースはワルツとして歌うべきだと指摘した。1961年、マーセルズが「ブルー・ムーン」をドゥーワップで歌い、怒ったロジャースは新聞広告1ページを使って不買を呼びかけた。にも関わらず、チャートで1位を獲得した。1961年、ドリス・デイが「I Have Dreamed」を歌い、ロジャースはデイとアレンジャーのジム・ハーバートに宛てて、これまで聴いた中で最も美しい演奏だと記した。 ペギー・リーがロジャースの意図とは著しく異なるアレンジで「Lover」をレコーディングした後、ロジャースは「ペギーがなぜ私に嫌がらせするのかわからない。彼女は「きよしこの夜」ですら台無しにするだろう」と語った。メアリー・マーティンは、ロジャースが『南太平洋』での音域の狭いマーティンのために、より良く見えるように作曲してくれたと語った。さらにロジャース&ハマースタインはマーティンの希望を全て聞き入れ、非常に良く制作が進んだと語った。ロジャースもハマースタインもドリス・デイを映画版『南太平洋』の主演に望んでおり、デイ自身も希望していた。ミーティングの後、デイの夫でマネージャーのマーティン・メルチャーが高額の出演料を譲歩しなかったため、主役はミッツィ・ゲイナーとなった。
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