漁翁の正体の暗示とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 漁翁の正体の暗示の意味・解説 

漁翁の正体の暗示

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 17:17 UTC 版)

八島 (能)」の記事における「漁翁の正体の暗示」の解説

僧は、漁師にしては余りに詳しいと不審思い漁翁の名を尋ねる。すると、漁翁は、直ちには名乗らないで、姿を消す中入り)。その際、「よし常の憂き世の」という詞章から、正体義経であることが暗示されるシテ春の夜地謡〽潮(うしお)の落つる暁ならば、修羅時になるべしその時は、わが名や名乗らん、たとひ名乗らずとも名乗るとも、よし常の憂き世の、夢ばし覚ましたまうなよ、夢ばし覚ましたまふなよ [漁翁春の夜の――潮が引く明け方となれば修羅道苦しみの時となるでしょうその時には我が名を名乗りましょう。しかしたとえ名乗らなくても名乗ってどちらでもよい、義経にとっては常につらい憂き世憂き世の夢を覚まされせんように

※この「漁翁の正体の暗示」の解説は、「八島 (能)」の解説の一部です。
「漁翁の正体の暗示」を含む「八島 (能)」の記事については、「八島 (能)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「漁翁の正体の暗示」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「漁翁の正体の暗示」の関連用語

漁翁の正体の暗示のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



漁翁の正体の暗示のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの八島 (能) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS