溢れ出る涙とは? わかりやすく解説

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溢れ出る涙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/24 07:59 UTC 版)

溢れ出る涙
ローランド・カークスタジオ・アルバム
リリース
録音 1967年11月27日30日 ニューヨーク ウェブスター・ホール[1]
ジャンル ジャズ
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース ジョエル・ドーン
専門評論家によるレビュー
ローランド・カーク 年表
ビューティフル・イーディス
(1967年)
溢れ出る涙
(1968年)
レフト&ライト
(1968年)
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溢れ出る涙』(原題:The Inflated Tear)は、アメリカ合衆国ジャズ・ミュージシャン、ローランド・カーク1968年アトランティック・レコードから発表したスタジオ・アルバム

背景

「ブラック・アンド・クレイジー・ブルース」に関して、カークは「私が死んだ時にかけてほしい曲」とコメントしている[2]。「ラフ・フォー・ロリー」は、カークが息子ロリーのために作った曲で、冒頭にはロリーの肉声が収録されている[2]

反響・評価

ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートでは19位に達した[3]

Thom Jurekはオールミュージックにおいて満点の5点を付け「彼のジャズ・ハーモニーの解釈と気まぐれな響きは、ほとんど唯一無比と言っていいだろう」「もしカークの入り口を探しているなら、この作品こそふさわしい」と評している[4]ピッチフォークが2017年に選出した「1960年代のベスト・アルバム200」では170位にランク・イン[5]

収録曲

特記なき楽曲はローランド・カーク作。

  1. ブラック・アンド・クレイジー・ブルース - "The Black and Crazy Blues" - 6:08
  2. ラフ・フォー・ロリー - "A Laugh for Rory" - 2:54
  3. メニー・ブレッシングス - "Many Blessings" - 4:45
  4. フィンガーズ・イン・ザ・ウィンド - "Fingers in the Wind" - 4:17
  5. 溢れ出る涙 - "The Inflated Tear" - 4:58
  6. クレオール・ラヴ・コール - "Creole Love Call" (Duke Ellington) - 3:53
  7. ハンドフル・オブ・ファイヴス - "A Handful of Fives" - 2:41
  8. フライ・バイ・ナイト - "Fly by Night" - 4:18
  9. ラヴレヴリロキ - "Lovellevelliloqui" - 4:16

リマスターCDボーナス・トラック

  1. アイム・グラッド・ゼア・イズ・ユー - "I'm Glad There Is You" (Jimmy Dorsey, Paul Mertz) - 2:13

参加ミュージシャン

脚注・出典

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  1. ^ Roland Kirk Discography”. Jazz Discography Project. 2017年9月24日閲覧。
  2. ^ a b オリジナルLPジャケット裏のライナーノーツに記載されたカークのコメント参照。
  3. ^ Rahsaan Roland Kirk - Awards”. AllMusic. 2016年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月24日閲覧。
  4. ^ Jurek, Thom. “The Inflated Tear - Rahsaan Roland Kirk, Roland Kirk”. AllMusic. 2017年9月24日閲覧。
  5. ^ The 200 Best Albums of the 1960s”. Pitchfork. Condé Nast (2017年8月22日). 2017年9月24日閲覧。



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