源慶_(仏師)とは? わかりやすく解説

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源慶 (仏師)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 02:49 UTC 版)

源慶(げんけい、生没年未詳)は、平安時代後期から鎌倉時代前期に活躍の慶派仏師。運慶の弟子。

経歴

  • 寿永2年(1183年)、南都焼討後に製作された東大寺法華経(運慶願経)の奥書に快慶良慶寛慶円慶、俊慶、仁慶、静慶等とともに結縁の記名があり、運慶最初期の弟子の一人で慶派の重要人物とみられる。
  • 東大寺、興福寺の仏像復興事業で慶派の重鎮として運慶を補佐し、運慶没後は独立し各地で仏像を製作したようで、運慶の補佐時代に比べ独立後は荒いが伸びやかな作風が知られる。

現存作品

興福寺北円堂弥勒如来像
  • 興福寺北円堂本尊の弥勒如来像(建暦2年(1212年)頃、国宝) - 運慶の指導のもとで静慶と製作したという。
  • 如意輪寺蔵王権現像(嘉禄2年(1226年)、重要文化財)

参考文献

関連項目




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