温水ジェット噴射装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:52 UTC 版)
「北越急行ほくほく線」の記事における「温水ジェット噴射装置」の解説
分岐器の可動部分で雪氷が詰まることによって、分岐器の不転換を引き起こすことがある。無人駅がほとんどのほくほく線では、直ちに人力で対応することは難しいため、不転換の分岐器があった場合には温水を噴射して氷雪を溶かす方法を採用した。この装置は運行指令所から遠隔操作され、噴射口からは摂氏25度の温水が60秒間噴射される。この装置は、ほくほく線の本線上にあるすべての分岐器に装備されている。降雪のないトンネル内の信号場にも設置されているのは、通過車両から落下する可能性のある雪や氷を考慮したためである。
※この「温水ジェット噴射装置」の解説は、「北越急行ほくほく線」の解説の一部です。
「温水ジェット噴射装置」を含む「北越急行ほくほく線」の記事については、「北越急行ほくほく線」の概要を参照ください。
- 温水ジェット噴射装置のページへのリンク