渡り釘ゲージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:57 UTC 版)
統一ゲージの遊技盤を作る段階で開発されたゲージで、大阪の釘調整者が使っていたのをヒントに考案された。 使い方は数本から数十本の誘導釘の両端2本の釘を正確な角度に調整して、両端に挟まれた他の釘を調整した両端の釘より叩き上げてしまったところでゲージ板を両端の角度調整された釘に宛がい、両端に挟まれた調整していない釘をゲージ板まで叩き落として角度と列をそろえる方法。簡便で作業が早くなるが、強く叩きすぎると釘笠をゲージ板との衝突によって傷めてしまう危険があるのと、釘笠を調整の基準とするため釘本体の並びには少なからず凹凸が残る。 釘本体の並びの凹凸を減らす方法も考案されている。
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