清玄町とは? わかりやすく解説

清玄町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/05 17:11 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
日本 > 兵庫県 > 神戸市 > 垂水区 > 清玄町

清玄町(せいげんちょう)は、兵庫県神戸市垂水区町名郵便番号は655-0865。平成17年10月1日現在の世帯数は406、人口は男性586、女性602で合計1,188[1]

地理

下畑町中部から東部の、須磨区高倉台に接する地域が造成されできた住宅地域である。東は須磨区高倉台、多井畑南町、南、西、北は下畑町に接している。地番整理済区域である[2]。すぐ南に第二神明道路が通る。

歴史

塩屋谷川の左岸に位置し、南北に傾斜する細長い谷あいの地を造成した後に「塩屋山手」と名づけられて分譲された。この地域は下畑地区であるが、地形的に須磨区高倉台と一体感を持っており、区境変更によって須磨区に地域を割譲し町名をつける案があったため、当初は「西高倉台」という名称も考えられていた。しかし、これは摂津播磨の国境を変えることに等しく、下畑地区の住民から反対意見が出たため、垂水区にとどめられることとなった[3]1993年(平成5年)11月15日に下畑町字朝谷、字池ノ内、字大南、字鎌谷、字栗ノ木、字坂口、字清玄作山(せいげんさくやま)、字東関東林山、字東砂山、字淵ケ上、字前田、字龍ケ庭などの各一部から成立した[3]

地名の由来

下畑町の小字「清玄作山」に由来する[3]。この地は日照時間の短い地形で、耕作できる作物が制限されていたところだったのでセイゲンツクリヤマと呼んでいたという[4]

町名の変遷

実施後 実施年月日 実施前(各小字ともその一部)
清玄町 1993年(平成5年)11月15日 下畑町字朝谷、字池ノ内、字大南、字鎌谷、字栗ノ木、字坂口、字清玄作山、字東関東林山、字東砂山、字淵ケ上、字前田、字龍ケ庭など

交通

バス

神戸市バスの清玄町南口、清玄町停留所がある。

神戸市営バス
系統 起点 経由バス停 終点
88 妙法寺駅前 多井畑厄神 清玄町 多井畑厄神 妙法寺駅前

小・中学校の校区

市立小・中学校に通う場合、校区は以下の通りとなる[5]

番地 小学校 中学校
全域 神戸市立下畑台小学校 神戸市立桃山台中学校

施設

  • 公共
    • 塩屋山手集会所
    • 清玄町緑道
  • 公園
    • 中公園
    • 栗の木山公園
  • 歯科医院
    • かみお歯科

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 神戸市:神戸市町別世帯数 年齢別人口(国勢調査) (XLS)”. 神戸市. 2010年8月14日閲覧。
  2. ^ 神戸市町名一覧表(平成22年7月15日現在) (PDF)”. 神戸市. 2010年8月17日閲覧。
  3. ^ a b c 『神戸の町名 改訂版』。
  4. ^ 『垂水の今と昔』、30頁。
  5. ^ 神戸市:神戸市垂水区内 校区一覧”. 神戸市. 2010年9月25日閲覧。

参考文献

  • 『神戸の町名 改訂版』 神戸史学会、神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6
  • 『垂水の今と昔』 片岡善亀、神戸深江生活文化史料館、1995年。

座標: 北緯34度39分12.1秒 東経135度5分39.5秒





固有名詞の分類

このページでは「ウィキペディア」から清玄町を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から清玄町を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から清玄町 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「清玄町」の関連用語

清玄町のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



清玄町のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの清玄町 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS