消防士の疾病リスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 02:29 UTC 版)
熱傷 - 手甲部、頭部付近(顔面、頚部、気道)の熱傷が多い。 建物の崩落リスク。 心血管疾患 - ハーバード大学公衆衛生学部は「心疾患による死亡率が最も高い職業は消防士」との研究結果を発表した。 悪性腫瘍 - アスベスト(石綿)、ダイオキシンなどの火災時に発生する有害物質や放射線にさらされることが多く、がんのリスクが高くなると指摘されている。状況によっては、さらにリスクが高くなる。 精神疾患 - 被災者の負傷を見ることが多く、PTSDなどの精神的なストレスを受け発症しやすい。 音響外傷 - サイレン、火災報知器の警告音、消防装備の駆動音等の大音響に晒されるため。
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