海江田家とは？わかりやすく解説

海江田家
本姓	称・日下部氏
種別	武家; 華族（子爵）
著名な人物	海江田信義（子爵）
	凡例 / Category:日本の氏族

海江田家（かいえだけ）は、薩摩藩の家臣の一家。維新後は華族、爵位は子爵。本姓は日下部氏。

歴史

明治20年（1887年）5月24日、信義が特旨を以て華族に列せられ、勲功により子爵を授けられた^[1]。信義は明治39年（1906年）10月17日に薨去した^[2]。

明治42年（1909年）10月14日、まつとの間に生まれた唯一の男子・幸吉が襲爵した^[3]。昭和15年（1940年）3月24日、薨去した^[2]。

昭和15年（1940年）5月15日、幸吉の長男一郎が襲爵した^[4]。昭和22年（1947年）5月3日、日本国憲法の施行により華族制度が廃止され、一郎も爵位を喪失した。その後、台湾製糖社長となった^[5]。

系譜

『平成新修旧華族家系大成』上巻, pp. 403–404を参照。

連

翼

アイ^{[注 1]}

信義^{[注 2]}

まつ

裕之進

虎次郎

鷹次郎

信秀

信廣

信隆

有村信清^{[注 3]}

幸吉

理子^{[注 4]}

テツ^{[注 5]}

エイ^{[注 6]}

ハル^{[注 7]}

アキ^{[注 8]}

一郎

巳智子^{[注 9]}

惠美^{[注 10]}

華^{[注 11]}

淳子^{[注 12]}

忠義

朋子^{[注 13]}

波留美^{[注 14]}

章裕

系譜脚注

^ 小山永常次女。
^ 有村兼善次男。
^ 有村兼清継嗣。
^ 成瀬隆蔵長女。
^ 東郷平八郎室。
^ 税所篤文室。
^ 東郷吉太郎室。
^ 町田彦二室。
^ 本多政樹長女。
^ 益田克信室。
^ 菊本健三室。
^ 井上五郎室。
^ 岸伊一郎次女。
^ 宮治英輔室。

脚注

[脚注の使い方]

^ 『官報』第1169号, p. 1–2, 「授爵及辞令」.
^ ^a ^b 『平成新修旧華族家系大成』上巻, p. 403.
^ 『官報』第7894号, p. 4, 「叙任及辞令」.
^ 『官報』第4005号, p. 7, 「叙任及辞令」.
^ 『閨閥：日本のニュー・エスタブリッシュメント』, p. 231.

参考文献

行政文書

『官報』第1169号、1887年5月25日、doi:10.11501/2944403。
『官報』第7894号、1909年10月15日、doi:10.11501/2951244。
『官報』第4005号、1940年5月16日、doi:10.11501/2960503。

書籍

『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館編、吉川弘文館、1996年。
『閨閥：日本のニュー・エスタブリッシュメント』佐藤朝泰著、立風書房、1987年。

[6] 小山永常次女。

[7] 有村兼善次男。

[8] 有村兼清継嗣。

[9] 成瀬隆蔵長女。

[10] 東郷平八郎室。

[11] 税所篤文室。

[12] 東郷吉太郎室。

[13] 町田彦二室。

[14] 本多政樹長女。

[15] 益田克信室。

[16] 菊本健三室。

[17] 井上五郎室。

[18] 岸伊一郎次女。

[19] 宮治英輔室。

[FOOTNOTE『官報』第1169号1–2「授爵及辞令」-1] 『官報』第1169号, p. 1–2, 「授爵及辞令」.

[FOOTNOTE『平成新修旧華族家系大成』上巻403-2] 『平成新修旧華族家系大成』上巻, p. 403.

[FOOTNOTE『官報』第7894号4「叙任及辞令」-3] 『官報』第7894号, p. 4, 「叙任及辞令」.

[FOOTNOTE『官報』第4005号7「叙任及辞令」-4] 『官報』第4005号, p. 7, 「叙任及辞令」.

[FOOTNOTE『閨閥：日本のニュー・エスタブリッシュメント』231-5] 『閨閥：日本のニュー・エスタブリッシュメント』, p. 231.

[1]

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[注 1]

[注 2]

[注 3]

[注 4]

[注 5]

[注 6]

[注 7]

[注 8]

[注 9]

[注 10]

[注 11]

[注 12]

[注 13]

[注 14]


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