海底油田_(小説)とは? わかりやすく解説

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海底油田 (小説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 16:57 UTC 版)

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海底油田』(かいていゆでん)は、小松左京の短編小説。

ここでは、それを原作とした沖吾郎(脚色)とさいとう・たかを(漫画)による漫画作品『1万年の目覚め』についても記述する。

『海底油田』

概要

エッソ・スタンダード石油PR誌『エナジー』創刊号(1964年4月)に掲載されたショートショート。『日本売ります』(ハヤカワ・SF・シリーズ、1965年)、『夢からの脱走』(新潮文庫、1976年)、『小松左京ショートショート全集』(勁文社、1995年、文庫、1998年)等に収録されている。

あらすじ

フィリピン群島東南方海底で大地震が起こってから1週間ほど後のこと。サンダカンの北北東約120キロメートルのスールー海で、一隻の貨物船が、海底から石油が吹きだしているのを見つける。さっそく石油開発業者によるボーリング調査が行なわれたが、そこから噴出していたのは原油ではなく、重油軽油ガソリンなどの精製された石油であった。そうした中、現場の技術者の一人が、ジェームズ・チャーチワードムウ大陸説をもとに、これは油田ではなく、海底に沈んだムウ大陸の石油貯蔵タンクなのではないか、という仮説を立てる。そのとき、ボーリング班が別のものを掘り当てた。

『1万年の目覚め』

ビッグコミック2003年10月10日号に、同誌1000号記念企画作品として掲載された。同年発行のアンソロジー『小松左京原作コミック集』(小学館)に再録されている。

あらすじは原作にほぼ忠実であるが、原作が文庫版で5ページほどのショートショートであるのに対し、40ページの量にまとめなおされている。

制作スタッフ
  • さいとう・たかを(構成・構図・脚本・作画)
  • 沖吾郎(脚本)
  • 石川フミヤス(構図・作画)
  • 千葉利助(作画)
  • いとう・たかし(作画)
  • 上柚宇大(作画)
  • TAKU(作画)
  • 青木和夫(作画)
  • 正村第(作画)
書籍情報

関連項目

出典・脚注

  1. ^ 小松左京原作コミック集”. 小学館. 2016年11月24日閲覧。

「海底油田 (小説)」の例文・使い方・用例・文例

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