浚渫作業と機雷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/06 20:07 UTC 版)
関門海峡周辺には、第二次世界大戦中に米軍によって5,000発近くの機雷が投下され、現在もなお2,000発近くが残存するといわれる。作業開始前には必ず磁気探査と呼ばれる調査を行い、機雷の有無を確認するが、毎年のように発見され爆破処理されている。 そのため、海翔丸の船橋は浚渫土吸い込み口から一番遠い船首に近いところに設計された。浚渫中機雷を吸い込んで誤爆が起きた時の直撃を避けるためである。しかし、操船の面からいうと、船全体を見ることが難しいため、船員の間では不評である。
※この「浚渫作業と機雷」の解説は、「海翔丸」の解説の一部です。
「浚渫作業と機雷」を含む「海翔丸」の記事については、「海翔丸」の概要を参照ください。
- 浚渫作業と機雷のページへのリンク