活動原価基準管理とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 人文 > 概念 > 管理 > 活動原価基準管理の意味・解説 

ABC(activity based costing:活動原価基準管理)

別名:活動原価基準管理
【英】activity based costing

顧客サービス・商品提供するのに、どの程度コスト費やしたのか、不明確間接費アクティビティ活動)ごとのコスト細分化して配賦することによって、サービス・商品コストできるだけ正確に把握しようとする管理会計の手法のひとつ。

従来間接費配賦基準として生産量比や売上高比などが挙げられるが、これでは正確にサービス・商品にどの程度間接費かかっているのかが分かりにくく、コストコントロールが困難というデメリットがある。

一方、ABCはサービス・商品生み出すための過程アクティビティ区分し間接費コスト・ドライバ配賦基準)を定め配賦することで出来るだけ正確にサービス・商品コスト把握することができる。またアクティビティ単位でのコスト把握は、業務プロセスコスト管理ひいてはコストダウンへの活動繋げることが可能になる

例えアクティビティ別の損益がマイナスの場合には、非効率業務として縮小業務改善が必要であると判断することができる。ただし、ABCは従来会計手法比べて情報収集などの手間が生じる他、算出仕組み複雑になるため、ABC実施に伴うコスト増が生じるというデメリットがある。

関連ページ
ワークプロセス領域




活動原価基準管理と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「活動原価基準管理」の関連用語

活動原価基準管理のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



活動原価基準管理のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
人事コンサルティングのアクティブ アンド カンパニー人事コンサルティングのアクティブ アンド カンパニー
Copyright© 2025 Active and Company Ltd. All rights reserved.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS