注意銘柄
株式市場は、現物取引と信用取引によって株価が形成されますが、信用取引は短期的な利ザヤ稼ぎを狙ったものですから、時にはきわめて投機的な相場展開になりがちです。このように投機的な値動きを繰り返す銘柄は、「日々公表銘柄」に指定され、毎日の信用取引の残(信用残)が公表されます。日々公表銘柄には、例えば売り残が買い残の60%以上、売り残が上場株式数の10%以上というように、一定の基準に合致した時に指定されます。その結果、相場が鎮静化すれば指定は解除されますが、さらに投機的な色合いを強めた場合は、規制銘柄として信用売り、または信用買いのいずれか、もしくは両者が停止されるケースもあります。
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