波之利大黒天堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 22:23 UTC 版)
「中禅寺 (日光市)」の記事における「波之利大黒天堂」の解説
波之利大黒天を祀る御堂。波之利(なみのり)と書いて「はしり」と読む。勝道上人が日光山を開いた時、中禅寺湖の波の上に現れた大黒天を祀る。「波の上を走る」が「安産」を連想させ、安産の御利益があるとされる。また、「波に乗る」「波の上にとどまる」が「足止め」と解され、出征者や家出人の帰還、恋人や配偶者の浮気防止の御利益があると云われる。波之利大黒天は同じく輪王寺別院の宝増寺や、足尾界隈の大黒橋(栃木県道250号中宮祠足尾線の渡良瀬川橋梁)袂にも祀られている、日光由緒の大黒天である。
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