法則1:禁じられた種の組み合わせ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 09:27 UTC 版)
「アセンブリー・ルール」の記事における「法則1:禁じられた種の組み合わせ」の解説
第一の法則は「禁じられた種の組み合わせ(Forbidden species combinations)」である。ダイアモンドの仮説は、島嶼における種組成を構築する主な力は、ランダムな移入ではなく競争であるというものであった。 例えば、コクタンミツスイ(Myzomela pammelaena) はクロタイヨウチョウ(Leptocoma sericea)を排除する。コクタンミツスイは調査が行なわれたビスマルク諸島の41の島のうち23の島に生息するが、クロタイヨウチョウの生息している14のどの島にも生息していなかった。この2種の鳥類は同じくらいの体サイズで、両種ともに曲がった嘴をもち、花蜜食性である。ダイアモンドは競争が彼らの分布に影響したのだと主張した。
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