河村彦左衛門五輪塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 20:05 UTC 版)
小泊石工の惣左衛門が作。刻銘から、河村の死去した慶長13年に造られたものとされる。 地輪正面には向って右側から、「厥以右志者為俗名河村彦左衛門 逝去廣岳院殿 清吽浄栄大禅定門 頓證大菩提也 干時慶長拾三戊申穏今月 施主敬白」、左面には「切工也 小泊村 大工 惣左エ門 新左エ門 甚□ 人足 □左エ門 □□郎 □人□」とある。 河村の善政とその死去を哀れんだ在住の有志によって建てられた供養塔とする説がある。 平成6年(1994年)5月24日、当時の石工の存在を知る資料として、国の史跡に指定された。
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