沙摩柯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 18:26 UTC 版)
沙摩柯(しゃまか、さまか)は、中国後漢末期から三国時代の武将。異民族(胡)の王。
- ^ 陸遜伝では、「胡王」との記載があるのみで、具体的にいかなる民族の出身かは不明。ただし「胡」は、一般的には北方民族を指す。
- ^ 「てつしつれいこつだ」と読む。鉄もしくは木で作られた武器。柄の一方が楕円形で、そこに鉄の刺を植えてある。西洋のモーニングスターに相当する。立間祥介『三国志演義 下』。
- ^ 益陽市の市史・伝承によれば、馬良が帰順した異民族を率いて主戦場に向かう途中の益陽県城付近で歩騭・甘寧の軍と遭遇し、異民族軍は呉軍に勝利したものの、馬良は劉備・陸遜たちの本戦を見ることなく死亡したとされる。益陽市の資陽区に「馬良村」「馬良湖(馬良村土地湾組)」など地名に馬良の名が残っている。甘寧もこの戦いで矢傷を得て、それが原因で死去したとされている。この伝承を元に甘寧射殺のシーンが生まれたのか、逆に『三国志演義』が先に成立してこの伝承が生まれたのかは不明である。
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