沈黙と聖書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 10:16 UTC 版)
黙想は共同体の祈りの中心を占めている。ブラザー・ロジェは、聖書の学びに重きを置いたが、祈りの中であまり多くの言葉が語られることを好まなかった。テゼの祈りの中では、「語ること」よりも「耳を傾けること」に重点が置かれ、聖書の朗読の後に10分ほどの完全な沈黙の時間を持つ。沈黙のなかで、読まれた聖書の言葉について反すうする。 完全な黙想のプログラムを希望する若者は、そのために設けられている区域に宿舎を移動し、沈黙の中で生活をすることができる。その間、毎日ブラザー(女性の場合は、テゼに協力する修道会のシスター)が聖書の学びを個別に導き、また一人ひとりに耳を傾ける。
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