江口啓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/12/31 01:32 UTC 版)
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
 日本 |
||
| 女子 柔道 | ||
| 福岡国際 | ||
| 銀 | 2003 福岡 | 78kg超級 |
| 銅 | 2003 福岡 | 無差別 |
| 銅 | 2004 福岡 | 78kg超級 |
| アジア柔道選手権 | ||
| 銅 | 2004 アルマトイ | 78kg超級 |
| ユニバーシアード | ||
| 銀 | 2003 大邱 | 78kg超級 |
江口 啓（えぐち けい、1980年6月19日 - ）は、埼玉県出身の日本の柔道家。78kg超級の選手。現役時代の身長は173cm、体重103kg[1]。
人物
笹目中学から西武台高校へ進むが、この当時大きな実績を上げることはなかった[1]。1999年に東海大学へ進学すると、1年の時には全日本ジュニアの78kg超級で3位になった[1]。2年の時には優勝大会でチームの優勝に貢献した[2]。3年の時には優勝大会で3位だった[2]。4年の時には全日本選手権の準決勝で筑波大学4年の薪谷翠に横四方固で敗れるも、3位入賞を果たした[3]。優勝大会で2位にとどまった[2]。
2003年には松前柔道クラブの所属となると、体重別で3位になった[4]。ユニバーシアードでは個人戦の決勝で中国の劉霞に敗れて2位だったが、団体戦では優勝を飾った[1]。福岡国際では78kg超級の決勝で劉霞、無差別では決勝で綜合警備保障の塚田真希にそれぞれ敗れて2位だった[1]。2004年にはロシア国際とアジア選手権でそれぞれ3位となった[1]。全日本選手権では準決勝でミキハウスの薪谷に有効で敗れるも2度目の3位になった[3]。講道館杯でも決勝で薪谷に敗れて2位だった[5]。福岡国際でも3位だった[1]。2005年にはアメリカのアイダホ大学に留学する傍ら、柔道部の指導にもあたることになった。アメリカ国際で優勝したものの、講道館杯では再び決勝で薪谷に敗れた[5]。2008年には留学先で知り合ったアメリカ人と結婚した[6]。
主な戦績
(階級表記のない大会は全て78kg超級での成績)
- 1999年 - 全日本ジュニア 3位
- 2000年 - 優勝大会 優勝
- 2001年 - 松前カップ 78kg超級 優勝 無差別 優勝
- 2001年 - 優勝大会 3位
- 2002年 - 全日本選手権 3位
- 2002年 - 優勝大会 2位
- 2002年 - 環太平洋柔道選手権大会 優勝
- 2003年 - 体重別 3位
- 2003年 - ユニバーシアード 個人戦 2位 団体戦 優勝
- 2003年 - 福岡国際 78kg超級 2位 無差別 2位
- 2004年 - ロシア国際 3位
- 2004年 - 全日本選手権 3位
- 2004年 - アジア選手権 3位
- 2004年 - 講道館杯 2位
- 2004年 - 福岡国際 3位
- 2005年 - アメリカ国際 優勝
- 2005年 - 講道館杯 2位
(出典[1]、JudoInside.com)。
脚注
- ^ a b c d e f g h ｢平成16年度後期国際試合柔道強化選手｣近代柔道 ベースボールマガジン社、2005年2月号 45項
- ^ a b c 全日本学生柔道優勝大会
- ^ a b 全日本女子柔道選手権大会
- ^ 全日本選抜柔道体重別選手権大会
- ^ a b 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ ｢ポトマック通信 柔道交流が結んだ恋｣産経新聞
外部リンク
- 江口啓 - JudoInside.comのプロフィール （英語）
- 江口啓のページへのリンク
