武装の改良点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:41 UTC 版)
「ピョートル・ヴェリーキイ (重原子力ミサイル巡洋艦)」の記事における「武装の改良点」の解説
ピョートル・ヴェリーキイの武装はキーロフ級の1~3番艦とは兵装がかなり異なる。ほかの3隻より遅れて完成したため、レーダーや武装が強化されている。 主な改良点は、以下の通りである。 対空レーダーを「トップ・スティア」から新型の3次元レーダーである「トップ・プレート」に換装。 2基あるSA-N-6誘導用レーダー「トップ・ドーム」の内、1基を新型の「トゥーム・ストーン」に換装。 艦隊防空ミサイルをS-300Fフォールトから、新型のフォールトMに換装。 短距離対空ミサイルを4K33「オサーM」(SA-N-4)に代わり、3K95「キンジャール」(SA-N-9)を新装備。これに伴い、管制レーダーの「ポップ・グループ」を「クロス・ソード」に換装。 CIWSに新型のコールチク(CADS-N-1)を搭載し、AK-630と管制レーダーの「バス・ティルド」を撤去。 以上の改良点がみられる。なお、キーロフ級は当初から短距離対空ミサイルとして「キンジャール」を、CIWSとして「コールチク」を予定していたが、開発の遅延により1~3番艦ではこの組み合わせでの搭載が叶わなかった。
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