武士の弘メ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/17 08:56 UTC 版)
弘メの慣習は、町人だけでなく武士の世界にも存在し、大名や旗本は幕府の役職に就任した際、先輩である同役を接待した。大名が江戸城に登城する際には、それぞれの家格に応じた詰所が用意されるが、家督を継いで初めて登城した大名も同部屋に詰める先輩の大名たちに弘メをすることになっていた。 この弘メを行なわなかった場合や、饗応や贈り物が不十分な場合には、業務の説明を受けられなかったり、同役たちから無視されたりといった嫌がらせを受けることになった。
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