正木家住宅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 正木家住宅の意味・解説 

正木家住宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/31 00:47 UTC 版)

正木家住宅

外観
所在地 奈良県奈良市毘沙門町13-2
位置 北緯34度40分34.74秒 東経135度49分55.2秒 / 北緯34.6763167度 東経135.832000度 / 34.6763167; 135.832000座標: 北緯34度40分34.74秒 東経135度49分55.2秒 / 北緯34.6763167度 東経135.832000度 / 34.6763167; 135.832000
類型 町家
形式・構造

主屋:木造つし一部2階建、瓦葺

蔵:土蔵造2階建、瓦葺
建築年 江戸時代後期
文化財 登録有形文化財
テンプレートを表示

正木家住宅(まさきけじゅうたく)は、奈良県奈良市毘沙門町にある歴史的建造物。町家。主屋と蔵が2016年、登録有形文化財に登録された。

特徴

建築時期は江戸時代後期で、幾度かの改修を経ている[1][2]2005年平成17年)から奈良女子大学セミナーハウスとして借り受けており、教育やイベント等に活用されている[2]。 「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準に従い、2016年11月29日付けで主屋と蔵が登録有形文化財に登録された[3][2]

主屋

木造一部2階建の瓦葺で、通りに西面し建築面積は169平方メートル[1][2]。 表構えの1階部分は新しく作られたものであるが、つしの2階に虫籠窓を持ち、高塀を落棟部分の前面に建てている[2]。 内部には、吹き抜けの土間や竈、井戸等を残し、往時の姿をよく残している[2]明治後期・昭和前期・2008年(平成20年)にそれぞれ改修が行われている[2]

切妻造本瓦葺の土蔵で、主屋背面側に建てられ、建築面積51平方メートル[2]。 明治前期頃に南側に増築され、昭和前期と2010年(平成22年)頃に改修も受けている[2]。 西面で中庭に面し、そこに庇を付けて縁としており、円窓を北端の物入れに設けている[2]

出典

  1. ^ a b 奈良県Webサイト.
  2. ^ a b c d e f g h i j 奈良市Webサイト.
  3. ^ 平成28年11月29日文部科学省告示第174号

参考文献

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「正木家住宅」の関連用語

正木家住宅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



正木家住宅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの正木家住宅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS