機能診断
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 08:15 UTC 版)
空腹時血糖・インスリン検査 低血糖での血中インスリンを測定する。健常であれば血糖値に応じてインスリン分泌が変化するが、インスリノーマに罹患している場合は低血糖状態でも血中インスリン値(IRI)はほとんど変化しない。空腹時IRIが6μU/ml以上、またはIRIと血糖の比が0.3以上であった場合はインスリノーマが強く疑われる。 インスリン分泌抑制試験 インスリンを投与し、Cペプチドの分泌抑制を調べる試験。Cペプチドはインスリンと同じモル数分泌されるため、インスリン投与後もCペプチド分泌が抑制されなければインスリノーマが疑われる。 グルカゴン負荷試験 グルカゴンを投与し、血糖をあげることにより、インスリンまたはCペプチドの分泌抑制を調べる試験。
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