機械語と互換性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 10:09 UTC 版)
基本的に、あるアーキテクチャの中央処理装置のための機械語は、別のアーキテクチャの中央処理装置のためには全く使えない。 たとえば、Pentium系列とPowerPC系列の双方で動く機械語プログラムが存在しないのは、命令セットに互換性が無いからである。 たとえ同じメーカー(や同系列企業)の中央処理装置でも、ある世代の中央処理装置のための機械語が、そのアーキテクチャの「世代」が代替わりし、アーキテクチャが変化すると、全く動かない。機械語プログラムがそのまま動くか否か、という互換性を「バイナリ互換性」と言う。 なおごくわずかな例外はあり、注意深く機械語命令を選ぶことによって、異なるアーキテクチャでもたまたま動作するプログラムを、シャレで(お遊び的に)書くことは可能な場合がある。。
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