横田千之助の評
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 00:56 UTC 版)
「床次氏は役人での党人としては、演説も一人前に出来るし、人間も上品でちょっと押しがきく。もしこれに覇気と理想を持たせたならば、まず鬼に金棒というところであろうが、惜しいかな、氏にはこの覇気と理想に乏しい上、政治家として最も大切な熱が足りない・・・今後の民衆政治にはそれが何より大切な一つの条件である・・・今日まで苦労が足りない・・今人として順調に進んで来て、ただふとした機会に政党に入ったまでであって・・・生え抜きの政党員、すなわち官権の圧迫や反対党に苦しめられてきた人々とは全然育ちが違う。いわば温室育ちの人間である(『快男児横田千之助』)」
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