椎ノ葉刀馬(しいのは とうま)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/18 13:59 UTC 版)
「忍びの卍」の記事における「椎ノ葉刀馬(しいのは とうま)」の解説
主君である大炊頭に絶対的な忠誠を誓う主人公。明朗闊達、潔癖で優しげな好青年。柳生流の達人ではあるが、超人的な忍者たちには及ばない。主命により、嫌悪していた銭十郎とコンビを組み、右陣・織右衛門を迎え撃つ事になる。物語前半では狂言回し的な立場だが、中盤以降様々な試練により徐々に人間性が変化するに従い、存在感を増してゆく。その意味では、本作は彼の成長物語という側面も持つといえる。物語結末において、大炊頭が彼に将軍守護を命じた真の目的と、彼がこの物語の主人公である理由とが共に明らかとなる。
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