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棚田伸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/10 08:29 UTC 版)

棚田 伸
名前
カタカナ タナダ シン
ラテン文字 TANADA Shin
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1969-07-25) 1969年7月25日(55歳)
出身地 広島県広島市
身長 165cm
体重 58kg
選手情報
ポジション MF
利き足 左足
ユース
1985-1987 広島工業高校
1988-1991 順天堂大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1992-1998 日立/柏レイソル 120 (25)
1998-1999 コンサドーレ札幌 40 (4)
通算 160 (29)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

棚田 伸(たなだ しん、1969年7月25日 - )は、広島県広島市安佐北区口田(高陽町)出身の元プロサッカー選手。ポジションはMF(ミッドフィールダー)。1994年の柏レイソルJリーグ昇格をもたらした名選手である。
サンフレッチェ広島棚田遼[1]

来歴

広島県立工業出身。2学年後輩に桑原裕義梶山洋一がいる。1年からレギュラーに据えられ、テクニックのあるレフティーとして広島のマラドーナと呼ばれた[誰によって?]。1985年高校総体ベスト4、1987年高校選手権では準決勝まで勝ち進んだ室蘭大谷高校に初戦、PK戦で敗れた。この時唯一外したのが棚田である。順天堂大学を経て1992年に日立製作所サッカー部(現・柏レイソル)入団。

キレのあるドリブルと鋭い得点感覚、高い技術を持ち、入団後すぐにポジションをつかむと、チームの主軸へと成長、10番を背負った。1992、1993年と2年連続ジャパンフットボールリーグ(JFL)ベスト11。1993年JFL新人王。1994年Jリーグ昇格に貢献し、Jリーグ初年度の1995年には、44試合に出場し16得点とチーム得点王の活躍。しかし年末の天皇杯で左膝十字靭帯断裂という大怪我を負い、約1年間のリハビリ生活を送る。

翌1996年大怪我からの復帰。だがかつてのキレを取り戻すには至らず、スーパーサブ的な起用法で使われ、出場すれば何かやってくれる選手として人気があったが、出番は減少。1998年の10月からコンサドーレ札幌でプレー。下位に沈むチームで奮闘したが翌1999年に引退した。

現在は東京都稲城市でサッカースクール他を運営する「プログレッソ」の代表を務めている。

所属クラブ

個人成績

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
1992 日立 27 旧JFL1部 16 2 -
1993 18 3 6 0 1 0 25 3
1994 10 旧JFL 17 2 0 0 0 0 17 2
1995 - J 44 16 - 1 0 45 16
1996 2 0 0 0 2 0 4 0
1997 14 18 2 5 1 2 0 25 3
1998 8 5 0 0 0 - 5 0
札幌 27 8 3 0 0 3 1 11 4
1999 7 J2 32 1 2 0 1 0 35 1
通算 日本 J1 77 21 5 1 8 1 90 23
日本 J2 32 1 2 0 1 0 35 1
日本 旧JFL 51 7 6 0
総通算 160 29 13 1

その他の公式戦

個人タイトル

  • JFLベストイレブン(1992、1993年)
  • JFL新人王(1993年)

脚注

  1. ^ 【広島】棚田遼がリーグ戦初出場! 「やっぱりJ1はすごい舞台」と感じた一方で「全然満足していない」” (2022年7月3日). 2022年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月3日閲覧。 WEBサッカーマガジン (2008年2月21日)

関連項目

外部リンク




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