梅ノ宮神社_(京都市)とは? わかりやすく解説

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梅ノ宮神社 (京都市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 15:12 UTC 版)

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梅ノ宮神社
所在地 京都府京都市左京区岩倉中町52
位置 北緯35度4分35.945秒 東経135度47分20.116秒 / 北緯35.07665139度 東経135.78892111度 / 35.07665139; 135.78892111 (梅ノ宮神社 (京都市))座標: 北緯35度4分35.945秒 東経135度47分20.116秒 / 北緯35.07665139度 東経135.78892111度 / 35.07665139; 135.78892111 (梅ノ宮神社 (京都市))
主祭神 酒解神
大若子神
小若子神
酒解子神
仁明天皇
社格 村社
創建 不詳
地図
梅ノ宮神社
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梅ノ宮神社(うめのみやじんじゃ)は、京都府京都市左京区岩倉中町にある神社。

祭神

  • 酒解神(さかとけのかみ) - 大山祇神(おおやまづみのかみ)にあてられ、酒造の守護神とされる。
  • 大若子神(おおわくこのかみ/おおわくごのかみ) - 瓊々杵尊(ににぎのみこと)にあてられる。
  • 小若子神(こわくこのかみ/こわくごのかみ) - 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)にあてられる。
  • 酒解子神(さかとけこのかみ) - 木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)にあてられる。
  • 仁明天皇 - 第54代天皇で、嵯峨天皇皇子。

歴史

  • 慶長16年-寛永6年:下鴨の中村郷の人々が岩倉に移住。「中」村が成立[1]
  • 明治9年:現在地にあった宝蔵寺を廃し、現在より100メートル北東にあった梅ノ宮が当地に遷座。その際、大原大長瀬の梅宮神社の社殿を移築した。
  • 明治6年:例祭が8月15日から10月23日に変更。
  • 大正4年:社殿を南向きに改める。
  • 大正6年:鳥居建立。
  • 年代不詳:例祭が10月23日から5月3日に変更[2]

境内社

  • 日光大明神

大祭

梅ノ宮は子供の神様として親しまれ、5月5日の祭礼には主神社(長谷八幡宮)まで子供神輿が往復する。その後、男の子には境内で相撲をとらせ、天狗の面[† 1]の行司がしきる。女の子は「御福持」(みふくもち)[† 2]といい、お供え物を頭にいただき、長谷八幡神前に供え、子供のよりよき成長を祈る。帰路、煮た白豆を重箱に入れ、道行く人々に振舞う[3]

現地情報

所在地
交通アクセス

脚注

注釈

  1. ^ 面の研究の第一人者、中村保雄氏が1977年4月15日に調査したところ、室町時代のものと判断された。(中村治『洛北岩倉』明徳小学校創立百周年記念事業実行委員会、2007年。)
  2. ^ 『御供持』『御役持(みよくもち)』ともいう。

出典

  1. ^ 梅ノ宮境内駒札『梅ノ宮神社の由来』1986年5月。
  2. ^ 中村治『洛北岩倉』明徳小学校創立百周年記念事業実行委員会、2007年。
  3. ^ 竹田源『岩倉むかしむかし』藤村和正、1978 年。

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