桂文雀とは? わかりやすく解説

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桂文雀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 07:14 UTC 版)

桂 文雀(かつら ぶんじゃく)は、落語家名跡


上方二代目 かつら 文雀 ぶんじゃく
本名 小宮山 健吉
生年月日 1869年1月10日
没年月日 (1939-05-16) 1939年5月16日(70歳没)
出身地 日本奈良
師匠 五代目笑福亭吾竹
三代目桂文三
西國坊明學
七代目桂文治
名跡 1. 笑福亭吾遊(1892年)
2. 桂扇若(1892年 - 1900年)
3. 西國坊學丸(1900年 - 1902年)
4. 舌切亭すずめ(1902年 - 1904年)
5. 桂文雀(1904年 - 1939年)
活動期間 1892年 - 1939年

桂 文雀(かつら ぶんじゃく、1869年1月10日 - 1939年5月16日)は、上方噺家。本名: 小宮山 健吉享年70。

経歴

生まれは奈良、初め1892年頃に5代目笑福亭吾竹門下で吾遊を名乗る。翌年に初代桂扇枝門下で扇若。

1900年西國坊明學門下で學丸を名乗った後師匠と決別し1902年に互楽派に加入し舌切亭すずめ

最後1904年2代目桂文團治門下で文雀となる。

新作落語を売り物とし、得意演目は自作の『長屋議会』など、他にも本人の作か不明だが『学校』というネタがあり売りにしていた、そのためか「田舎教師」とあだ名された。『長屋議会』はSPレコードを大正時代に吹き込んでいる。 若い頃は古典もやっていたらしく『口合小町』が得意だった。

晩年は吉本興業の事務員を務めた。

なお、この文雀以前にも、上方で文雀を名乗っていた落語家がいたとも言われており、元舌切亭すずめの文雀が2代目であるとする説もある。(2代目桂扇枝が短期間名乗った。)

ちなみに「舌切亭すずめ」という名は、襲名した当初からあまりに不評だったため、短期間で改名されている。(「舌」は噺家の命である。)

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