根本山神講
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 06:32 UTC 版)
根本山神講(ねもとやまがみこう)は、由良氏との合戦に敗れた桐生氏の残党の手によって、天正元年(1573年)に起こされた講である。根本山を神体とし、本地仏に薬師如来を迎え、大山祇命・大山咋命の山神を祀る。根本山の山気に浴して山霊を鎮魂することで神通力を得、心身の苦難を排除できるという民間信仰である。江戸時代には参詣案内書が発行され、関東から東北方面にかけて広く信者が集うほどの盛んな講に発展した。
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