核磁子とは? わかりやすく解説

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かく‐じし【核磁子】

読み方:かくじし

原子核素粒子磁気モーメント基本単位電気素量e、プランク定数h、陽子静止質量mpとすると、核磁子μNは、eh/4πmp=5.051×1027J/T(ジュール/テスラ)となり、電子ボーア磁子の約1850分の1の大きさをもつ。陽子中性子磁気モーメントは核磁子を単位として、それぞれ、1、0の値をもつはずだが、実際に陽子磁気モーメントは核磁子の2.79倍、中性子は−1.91倍となる。これらは陽子中性子内部構造をもつために生じ異常磁気モーメントよばれる核ボーア磁子


核磁子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 04:18 UTC 版)

核磁子(かくじし、: nuclear magneton、記号 )は核子が持つ磁気モーメント物理定数。まれに電子がもつ磁気モーメントであるのボーア磁子に対して核ボーア磁子ともよばれる。




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