柴田友厚とは? わかりやすく解説

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柴田友厚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/15 18:42 UTC 版)

柴田 友厚(しばた ともあつ、1959年[1] - )は、日本経営学者。専門は経営戦略論イノベーションマネジメント[2]東北大学名誉教授[1]

経歴

福岡県出身[3]北海道生まれ[1])。1977年福岡県立修猷館高等学校を経て[4]、1983年京都大学理学部を卒業[5]

1983年ファナックに入社。1994年笹川平和財団に転じ、1998年筑波大学大学院経営政策科学研究科を修了(経営学修士(MBA))、2001年東京大学大学院先端学際工学博士課程を修了(博士(学術))[5]

2004年香川大学大学院地域マネジメント研究科教授に就任。2011年東北大学大学院経済学研究科教授に就任。その間、2017年から仏レンヌ第1大学経営大学院日仏経営センター訪問教授も務め、2020年学習院大学国際社会科学部教授に就任[5]

企業の経営戦略技術経営戦略、イノベーション戦略、特に、同じ市場環境変化に直面しても、企業の栄枯盛衰がなぜ分岐するのかというメカニズムの解明を、企業現場の様々なフィールドワークを通して研究している[6]

主な著書

  • 『モジュール・ダイナミクス:イノベーションに潜む法則性の探求』(白桃書房、2008年)
  • 『日本企業のすり合わせ能力:モジュール化を超えて』(NTT出版、2012年)
  • 『イノベーションの法則性:成功体験の過剰適応を超えて』(中央経済社、2015年)
  • 『日本のものづくりを支えたファナックとインテルの戦略:「工作機械産業」50年の革新史』(光文社、2019年)
  • 『IoTと日本のアーキテクチャー戦略』(光文社、2022年)

出典

  1. ^ a b c 柴田友厚『IoTと日本のアーキテクチャー戦略』(光文社、2022年)著者プロフィール
  2. ^ 柴田友厚マイポータル(国立研究開発法人科学技術振興機構)(2024年1月8日閲覧)
  3. ^ 「再生エネ 九州に学べ 東北大などプロジェクト 復興、雇用拡大へ活用 被災地向けセミナーも」 岩手日報、2012.06.24、朝刊2頁総合面
  4. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』(修猷館同窓会、2020年)同窓会員388頁
  5. ^ a b c 学習院大学国際社会科学部 教員紹介 柴田友厚(2024年1月8日閲覧)
  6. ^ 学習院大学 専任教員・スタッフ 柴田友厚(2024年1月8日閲覧)



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