果無いとは? わかりやすく解説

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はか‐な・い【果無い/果敢無い/×儚い】

読み方:はかない

[形][文]はかな・し[ク]

束の間あっけないさま。むなしく消えていくさま。「—・い命」「—・い恋」

不確実であった見込みがなかったりして、頼りならないさま。「—・い望み

めどがつかない見通しはっきりしない

大空かけはしなくばこそ通ふ—・き嘆きをもせめ」〈かげろふ・下〉

甲斐がない。無駄である。

行く水に数書くよりも—・きは思はぬ人を思ふなりけり」〈古今恋一

取り立てていうほどではない。取るに足りない

「—・くうち使ふ調度なども」〈宇津保・俊蔭〉

思慮分別足りない未熟である。また、愚かである。

人々花蝶やとめづるこそ—・くあやしけれ」〈堤・虫めづる姫君

粗末である。みすぼらしい。

「—・き単衣萎えたるを着たるに」〈宇津保・俊蔭〉

[派生] はかなげ形動はかなさ[名]


果無い

読み方:ハカナイ(hakanai)

消えてなくなりやすい



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